詩篇 73:11-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

11. 彼らは言う、「神はどうして知り得ようか、いと高き者に知識があろうか」と。

12. 見よ、これらは悪しき者であるのに、常に安らかで、その富が増し加わる。

13. まことに、わたしはいたずらに心をきよめ、罪を犯すことなく手を洗った。

14. わたしはひねもす打たれ、朝ごとに懲らしめをうけた。

15. もしわたしが「このような事を語ろう」と言ったなら、わたしはあなたの子らの代を誤らせたであろう。

16. しかし、わたしがこれを知ろうと思いめぐらしたとき、これはわたしにめんどうな仕事のように思われた。

17. わたしが神の聖所に行って、彼らの最後を悟り得たまではそうであった。

18. まことにあなたは彼らをなめらかな所に置き、彼らを滅びに陥らせられる。

19. なんと彼らはまたたくまに滅ぼされ、恐れをもって全く一掃されたことであろう。

20. あなたが目をさまして彼らの影をかろしめられるとき、彼らは夢みた人の目をさました時のようである。

詩篇 73