12. バラムはバラクに言った、「わたしはあなたがつかわされた使者たちに言ったではありませんか、
13. 『たといバラクがその家に満ちるほどの金銀をわたしに与えようとも、主の言葉を越えて心のままに善も悪も行うことはできません。わたしは主の言われることを述べるだけです』。
14. わたしは今わたしの民のところへ帰って行きます。それでわたしはこの民が後の日にあなたの民にどんなことをするかをお知らせしましょう」。
15. そしてこの託宣を述べた。「ベオルの子バラムの言葉、目を閉じた人の言葉。
16. 神の言葉を聞く者、いと高き者の知識をもつ者、全能者の幻を見、倒れ伏して、目の開かれた者の言葉。