創世記 41:9-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

9. そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。

10. かつてパロがしもべらに向かって憤り、わたしと料理役の長とを侍衛長の家の監禁所にお入れになった時、

11. わたしも彼も一夜のうちに夢を見、それぞれ意味のある夢を見ましたが、

12. そこに侍衛長のしもべで、ひとりの若いヘブルびとがわれわれと共にいたので、彼に話したところ、彼はわれわれの夢を解き明かし、その夢によって、それぞれ解き明かしをしました。

13. そして彼が解き明かしたとおりになって、パロはわたしを職に返し、彼を木に掛けられました」。

14. そこでパロは人をつかわしてヨセフを呼んだ。人々は急いで彼を地下の獄屋から出した。ヨセフは、ひげをそり、着物を着替えてパロのもとに行った。

15. パロはヨセフに言った、「わたしは夢を見たが、これを解き明かす者がない。聞くところによると、あなたは夢を聞いて、解き明かしができるそうだ」。

16. ヨセフはパロに答えて言った、「いいえ、わたしではありません。神がパロに平安をお告げになりましょう」。

17. パロはヨセフに言った、「夢にわたしは川の岸に立っていた。

創世記 41