創世記 24:16-27 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

16. その娘は非常に美しく、男を知らぬ処女であった。彼女が泉に降りて、水がめを満たし、上がってきた時、

17. しもべは走り寄って、彼女に会って言った、「お願いです。あなたの水がめの水を少し飲ませてください」。

18. すると彼女は「わが主よ、お飲みください」と言って、急いで水がめを自分の手に取りおろして彼に飲ませた。

19. 飲ませ終って、彼女は言った、「あなたのらくだもみな飲み終るまで、わたしは水をくみましょう」。

20. 彼女は急いでかめの水を水ぶねにあけ、再び水をくみに井戸に走って行って、すべてのらくだのために水をくんだ。

21. その間その人は主が彼の旅の祝福されるか、どうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。

22. らくだが飲み終ったとき、その人は重さ半シケルの金の鼻輪一つと、重さ十シケルの金の腕輪二つを取って、

23. 言った、「あなたはだれの娘か、わたしに話してください。あなたの父の家にわたしどもの泊まる場所がありましょうか」。

24. 彼女は彼に言った、「わたしはナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘です」。

25. また彼に言った、「わたしどもには、わらも、飼葉もたくさんあります。また泊まる場所もあります」。

26. その人は頭を下げ、主を拝して、

27. 言った、「主人アブラハムの神、主はほむべきかな。主はわたしの主人にいつくしみと、まこととを惜しまれなかった。そして主は旅にあるわたしを主人の兄弟の家に導かれた」。

創世記 24