ローマ人への手紙 8:12-22 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

12. それゆえに、兄弟たちよ。わたしたちは、果すべき責任を負っている者であるが、肉に従って生きる責任を肉に対して負っているのではない。

13. なぜなら、もし、肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬ外はないからである。しかし、霊によってからだの働きを殺すなら、あなたがたは生きるであろう。

14. すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。

15. あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。

16. 御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。

17. もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。

18. わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。

19. 被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。

20. なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、

21. かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。

22. 実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。

ローマ人への手紙 8