ルカによる福音書 1:22-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

22. ついに彼は出てきたが、物が言えなかったので、人々は彼が聖所内でまぼろしを見たのだと悟った。彼は彼らに合図をするだけで、引きつづき、おしのままでいた。

23. それから務の期日が終ったので、家に帰った。

24. そののち、妻エリサベツはみごもり、五か月のあいだ引きこもっていたが、

25. 「主は、今わたしを心にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。

26. 六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。

27. この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。

28. 御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。

29. この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。

30. すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。

ルカによる福音書 1