7. かの時には明けの星は相共に歌い、神の子たちはみな喜び呼ばわった。
8. 海の水が流れいで、胎内からわき出たとき、だれが戸をもって、これを閉じこめたか。
9. あの時、わたしは雲をもって衣とし、黒雲をもってむつきとし、
10. これがために境を定め、関および戸を設けて、
11. 言った、『ここまで来てもよい、越えてはならぬ、おまえの高波はここにとどまるのだ』と。
12. あなたは生れた日からこのかた朝に命じ、夜明けにその所を知らせ、
13. これに地の縁をとらえさせ、悪人をその上から振り落させたことがあるか。
14. 地は印せられた土のように変り、衣のようにいろどられる。
15. 悪人はその光を奪われ、その高くあげた腕は折られる。
16. あなたは海の源に行ったことがあるか。淵の底を歩いたことがあるか。
17. 死の門はあなたのために開かれたか。あなたは暗黒の門を見たことがあるか。