マルコによる福音書 15:25-33 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

25. イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。

26. イエスの罪状書きには「ユダヤ人の王」と、しるしてあった。

27. また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを右に、ひとりを左に、十字架につけた。〔

28. こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」と書いてある言葉が成就したのである。〕

29. そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって言った、「ああ、神殿を打ちこわして三日のうちに建てる者よ、

30. 十字架からおりてきて自分を救え」。

31. 祭司長たちも同じように、律法学者たちと一緒になって、かわるがわる嘲弄して言った、「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。

32. イスラエルの王キリスト、いま十字架からおりてみるがよい。それを見たら信じよう」。また、一緒に十字架につけられた者たちも、イエスをののしった。

33. 昼の十二時になると、全地は暗くなって、三時に及んだ。

マルコによる福音書 15