マタイによる福音書 26:10-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

10. イエスはそれを聞いて彼らに言われた、「なぜ、女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。

11. 貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。

12. この女がわたしのからだにこの香油を注いだのは、わたしの葬りの用意をするためである。

13. よく聞きなさい。全世界のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所では、この女のした事も記念として語られるであろう」。

14. 時に、十二弟子のひとりイスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところに行って

15. 言った、「彼をあなたがたに引き渡せば、いくらくださいますか」。すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。

16. その時から、ユダはイエスを引きわたそうと、機会をねらっていた。

17. さて、除酵祭の第一日に、弟子たちはイエスのもとにきて言った、「過越の食事をなさるために、わたしたちはどこに用意をしたらよいでしょうか」。

マタイによる福音書 26