エレミヤ書 4:22-29 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

22. 「わたしの民は愚かであって、わたしを知らない。彼らは愚鈍な子どもらで、悟ることがない。彼らは悪を行うのにさといけれども、善を行うことを知らない」。

23. わたしは地を見たが、それは形がなく、またむなしかった。天をあおいだが、そこには光がなかった。

24. わたしは山を見たが、みな震え、もろもろの丘は動いていた。

25. わたしは見たが、人はひとりもおらず、空の鳥はみな飛び去っていた。

26. わたしは見たが、豊かな地は荒れ地となり、そのすべての町は、主の前に、その激しい怒りの前に、破壊されていた。

27. それは主がこう言われたからだ、「全地は荒れ地となる。しかしわたしはことごとくはこれを滅ぼさない。

28. このために地は悲しみ、上なる天は暗くなる。わたしがすでにこれを言い、これを定めたからだ。わたしは悔いない、またそれをする事をやめない」。

29. どの町の人も、騎兵と射手の叫びのために逃げて森に入り、岩に上る。町はみな捨てられ、そこに住む人はない。

エレミヤ書 4