詩篇 51:14-15-19 リビングバイブル (JLB)

2. どうか私を洗い、この罪からきよめて、もう一度、潔白な身としてください。 

3. 私は、自分がどんな恥ずべきことをしたか、よく存じております。 そのことで夜も昼も責めさいなまれているのです。 

4. 私はあなたに、ただあなたに罪を犯し、この恐ろしいことをしでかしました。 一部始終をご存じの神様が下す判決に、誤りはございません。 

5. しかし、私は生まれながらの罪人なのです。 母が私をみごもった時から、罪人でした。 

6. 神様をお喜ばせするものは、徹底した正直さだけです。 ああ、そのことを私に心底わからせてください。

7.  汚れをきよめる血を振りかけてください。 再び身も心もきれいになれるように、私を洗ってください。 雪よりも白くなりたいのです。 

8. 罰は受けます。 でもそののち、喜びを取り戻させてください。 

9. どうか、いつまでもこの罪を見すえないで、視界から消し去ってください。 

14-15. ああ神様。 頼みの綱はあなただけですから、どうか死刑の宣告を下さないでください。 助けてさえいただければ、私の舌はゆるみ、神様の赦しを高らかに歌いだすでしょう。 ああ、どれほど神様をほめたたえますことか。

16.  神様は罪滅ぼしに何かをせよとはおっしゃいません。 もしそうであれば、喜んで仰せに従うことでしょう。 神様は、祭壇で焼かれる供え物に興味をお持ちになるわけではありません。 

17. 神様がお望みなのは、悔いくずおれたたましいです。 ああ神様。 罪を深く後悔して砕かれた心にこそ、神様は目を留めてくださるのです。

18.  どうか神様、私の罪のためにイスラエルの国を罰しないでください。 あなたの国民を助け、エルサレムをお守りください。

19.  私が潔白の身となってはじめて、神様は私の善行と、祭壇に供えるいけにえの雄牛とを、喜んで受け入れてくださることでしょう。ダビデが、その敵ドエグ(王国成立記上二二章参照)に抗議して書いたもの。 ドエグは、のちに八十五人の祭司とその家族を虐殺した。

詩篇 51