箴言 1:4-25 リビングバイブル (JLB)

4. 「なんとかして人々に正しい生き方を教えたい。」 「若い人たちが正しい生活を送れるように警告してやりたい。」 これが彼の心からの願いでした。 

10.  もし悪い仲間が、「よお、おれたちの仲間に入れよ」と言っても、きっぱり断わりなさい。 

11. たとい、こんなふうに誘われてもです。 「待ち伏せして人を襲い、洗いざらい巻き上げて殺すんだ。 

12. だれかれの区別もいらん。 

13. そうすれば、盗んだ物は全部いただきさ。 いろんな物があるぜ。 

14. さあ、仲間に入れよ。 取り分は山分けってところだ。」

15.  決してその誘いにのってはいけません。 そんな連中には近寄らないようにしなさい。 

16. 彼らは悪いことをするだけが生きがいで、人殺しが専門なのです。 

17. 鳥はかすみ網が張られるのを見ると、近寄りません。 

18. ところが、この連中ときたら自分を罠にかけているのです。 まぬけなことに、罠をかけて自分のいのちをつけねらっているのです。 

19. 暴力をふるったり人殺しをしたりする連中は、みなこうなります。 だれもろくな死に方はできません。

20.  知恵は町の中で叫んでいます。 

21. 目抜き通りをごった返す群衆や法廷の裁判官、そして国中の人に呼びかけているのです。 

22. 「ばか者よ、いつまで聞き分けがないのか。 いつまで知恵をばかにし、素直に事実を認めないのか。 

23. さあ、私の言うことを聞いて、少しは利口になれ。 

24. 私は何度も呼んだのに、あなたがたはそばに来ようともしなかった。 手をついて頼んでも、まるで知らん顔をしていた。 

25. 私の忠告などどこ吹く風で、耳を貸そうともしない。 

箴言 1