申命記 28:47-48-56-57 リビングバイブル (JLB)

47-48. 何の不自由もなくしていただきながら、神様をほめたたえようとしなければ、敵の奴隷にされます。 敵に攻められ、飢え渇き、着る物もなく、あらゆる不自由を忍ばなければなりません。 絶対にはずせない鉄のくびきをはめられ、最後には全滅するのです。

49.  神様は遠く離れた国を立ち上がらせ、わしが飛びかかるように、あなたがたを襲わせます。 聞いたこともないことばを話し、 

50. 子供だろうが老人だろうが容赦しない、どう猛で怒りに燃えた国民です。

51. 家畜も農産物も何もかも食い尽くされ、イスラエルでは、麦も新しいぶどう酒もオリーブ油も底をつき、牛や羊もいなくなります。 

52. 町町は包囲され、頼みの、高い城壁もついにくずれ落ちる日がきます。

53. 激しい包囲攻撃の中で、わが子の肉さえ食べるほどの食糧難にみまわれるのです。 

54. ふだんはやさしい人でさえ、兄弟や妻はおろか子供にまで、むごい仕打ちをします。 

55. 町の中には食べる物が何もなくなり、飢えをしのぐためにわが子の肉を食べるばかりか、それを一人占めにしようとする者さえ出るでしょう。 

56-57. 足を地面につけようともしないほど上品でやさしい婦人が、愛する夫や子供たちと物を分け合うのをいやがり、後産や自分の産んだ赤ん坊を彼らに見せず、一人で食べてしまいます。 敵の包囲攻撃のために町中が恐ろしいききんに陥り、死ぬほど苦しい目を見るからです。

申命記 28