民数記 23:1-6 リビングバイブル (JLB)

1.  バラムは王に言いました。 「ここに、祭壇を七つ築き、若い雄牛と若い雄羊を七頭ずつ用意していただきましょう。」

2.  王は指図どおり、雄牛と雄羊を一頭ずつ、それぞれの祭壇の上でいけにえとしてささげました。

3-4. 「ここでお待ちください。 神様が何と言われるか聞いてまいりましょう。」 こう言うと、バラムは木も生えていない山の頂上に登って行きました。 そこへ神様が現われたので、バラムは言いました。 「七つの祭壇を用意し、それぞれに若い雄牛と雄羊を一頭ずつ、いけにえとしておささげいたしました。」 

5. 神様は王に伝えることを教えました。

6.  戻ってみると、王はモアブの指導者全員とともに、完全に焼き尽くすいけにえのそばに立っています。 

18-24. バラムはきっぱり答えました。「よろしいですか、ツィポル殿のご子息であられる王様。お聞きもらしになりませんように、よくお聞きください。神様は人間と違って、うそなどおつきになりません。神様が約束を実行なさらなかったことがあるでしょうか。その神様が、『祝福しなさい』とお命じになったのです。神様の祝福を変えることはできません。イスラエル人に悪いところはないのだから、災いに会うこともありません。神様が彼らとともにおられ、イスラエル人は彼らの王をたたえています。神様は彼らをエジプトから連れ出しました。神様はイスラエルのために野牛のように戦います。イスラエルには、のろいも魔術も通じません。   『イスラエルの神様は、なんと不思議なことをなさるのだ』とだれもが言うでしょう。彼らはライオンのように立ち上がり、獲物を食い尽くし、その血を吸い尽くすまで休もうとはしません。」

民数記 23