歴代志上 28:5-13 リビングバイブル (JLB)

5. また、大ぜい授かった息子の中から、特にソロモンを選び、わしの世継ぎとしてくださった。 

6. 『おまえの子ソロモンが、わたしの神殿を建てる。わたしは彼をわたしの子として選び、彼の父となるからだ。 

7. もし彼が、今までどおりわたしの命令と指示に従うなら、彼の王国をいつまでも栄えさせる。』 そう、神様は仰せになったのじゃ。」

8.  それから、王はソロモンに言いました。「今ここにいるイスラエルの指導者と神様の国民の前で、わけても、神様がご覧になっている所で、おまえに、神様の命令をことごとく守れと命じる。 そうすれば、おまえはこの良い地を支配し、しかも、永久におまえの子孫のものとすることができる。 

9. ソロモンよ、おまえの父の神様を知り、きよい心と喜びをもって神様を礼拝し、仕えよ。 神様はすべての人の心をくまなくご覧になり、どんな思いも知り尽くしておられるからだ。 おまえが神様を尋ね求めさえすれば、お会いすることができる。 だが、もし神様を見捨てたりしたら、神様のほうが、おまえを永久に退けておしまいになる。 

10. だから、くれぐれも注意せよ。 聖い神殿を建てるために特に選ばれたのだから、勇気を出して、神様の命令を守れ。」

11.  こう言うと、王はソロモンに、神殿とその付帯施設である宝物倉、屋上の間、内部屋、いけにえの血を注ぐ場所のある聖所の見取り図を見せました。 

12. また、外庭、脇部屋、神殿付属倉庫、著名人からのささげ物を納める宝物倉の見取り図も渡しました。 それらの見取り図は、王が聖霊の助けを借りて描いたものです。 

13. 王はまた、祭司やレビ人の種々のグループの勤務表、神殿の礼拝や奉仕に用いる器具の明細をも、ソロモンに手渡しました。

歴代志上 28