11. 彼らは、神様が断固として禁じたことを次から次へと犯していきました。 もちろん、異教の神々を拝むことも平気でした。
12-14. イスラエル人をエジプトから連れ出してくださったお方、先祖が心から礼拝してきた神様を捨ててしまったのです。 そのあげく、近隣諸国の偶像にぬかずいて拝む有様でした。 神様の怒りは、全イスラエルに対して燃え上がりました。 神様に背を向け、バアルやアシュタロテのような偶像を拝むイスラエルを、神様は敵のなすがままに任せたのです。
15. 今や、イスラエル国民が敵と戦おうと進軍しても、神様が行く手をはばみます。 こうなることは、前もって神様が警告し、はっきり誓っていたのです。 それでもなお、かつてない苦境に立たされた人人を、
16. 敵の手から救い出すために、神様は士師(王国設立までの、軍事的・政治的指導者)を起こされたのです。
17. しかし、その士師にさえ耳を貸そうとせず、人々はほかの神々を拝んで、神様への誠実を踏みにじったのです。 なんと早く、先祖が歩んだ信仰の道から離れてしまったことでしょう。 それは、神様の戒めに従うことを拒んだからです。