士師記 18:20-26 リビングバイブル (JLB)

20.  祭司は喜んで誘いに応じ、エポデやテラフィム、それに彫像を持ち去りました。 

21. 一行はそこを引き揚げ、子供、家畜、家財などを隊列の先頭に立て、先を進みました。 

22. ミカの家からかなり離れたころ、ミカと近所の人々が追いかけて来て、 

23. 大声で叫びました。「待て!」「いったいどうなさるおつもりですか。 ずいぶんものものしいですな。」

24.  「『どうなさるおつもりか』とは、しらじらしい! 私の神々から祭司まで、いっさいがっさい持ち出しておきながら。 うちは空っぽになったじゃないか!」

25.  「ねえ、だんな。 もっと気をつけてものを言ってほしいね。 でないと、腹を立てた連中が、あんたがたを皆殺しにしかねませんよ。」

26.  こう言い捨てると、ダンの人々は去って行きました。 相手が大ぜいすぎて手出しがかなわぬと悟ったミカは、すごすご家へ引き返しました。

士師記 18