10. 「なぜここに攻めて来たんだ」と、ユダの人々は尋ねました。「サムソンをとっ捕まえるためだ。 あいつにお返ししてやるのさ。」
11. そこでユダから三千人が、サムソンを捕らえにエタムの岩のほら穴へ向かいました。「何ということをしてくれたんだ。 ペリシテ人は、わしらの支配者じゃないか。」「あいつらが私にしたとおり、お返ししただけさ。」
14. 一行がサムソンを捕らえてレヒに着くと、ペリシテ人は歓声をあげました。 神様の力がサムソンに注がれたのは、その時です。 綱は、まるで糸のようにぷっつり切れ、手首から落ちたではありませんか。
15. すかさずサムソンは、そこに転がっていたろばのあご骨を拾い上げ、あっという間に、千人のペリシテ人をなぎ倒してしまいました。