40. むしろ、わが身を振り返り、悔い改めて、神様に立ち返るべきです。
41. 手だけでなく、心もいっしょに、天におられる神様に向けようではありませんか。
42. 私たちは罪を犯したからです。 私たちは神様に反抗し、しかも神様は、そのことをお忘れになりませんでした。
43. 神様。 あなたは怒って私たちを追いつめ、容赦なく殺しました。
44. 雲でお姿を隠しているので、私たちの祈りは届きませんでした。
45. 神様は私たちを、国々の間でがらくたとし、ごみ箱に捨てる物としました。
46. 敵はみな、私たちに大きな口をたたきました。
47. 私たちは罠にかかり、見殺しにされたので、恐れに取りつかれました。
48-49. 同胞が滅んでいくので、昼となく夜となく、私の目から涙があふれ落ちます。
50. ああ、神様が天から見下ろして、私の叫びに答えてくださるとよいのに。
51. 胸は、エルサレムの娘たちの災難を知って、張り裂けんばかりです。
52. 今までに一度もこちらから害を加えたことのない敵が、まるで鳥をねらうように、私を追いかけました。
53. 彼らは私を井戸に放り込み、大きな石でふたをしたのです。
54. 水が頭の上まで来たので、これで終わりだ、と思いました。
55. しかし神様。 私は井戸の底から、神様の名を呼びました。
56. すると、神様はその叫びを聞いてくださいました。 私の訴えに耳を傾け、私の泣き声をお聞きになったのです。
57. 私の絶望の声を聞いて近づき、恐れてはいけない、と語りかけました。