2-3. 「野獣と鳥と魚はみな、おまえたちを恐れるようになるだろう。 おまえたちは動物を治めるのだ。 穀物と野菜のほかに動物も食用としてかまわない。
14. 雲が大地をおおう時、虹が雲の中に輝くだろう。
15. その時わたしは、いのちあるものを二度と洪水で滅ぼさないと、堅く約束したことを思い出そう。
16-17. 雲間にかかる虹が、地上のすべての生き物に対する永遠の約束を思い出させるからだ。」
18. ノアの三人の息子はセム、ハム、ヤペテといいました。 このうちハムがカナン人の先祖にあたります。
19. この三人から世界のあらゆる国民が出ているのです。
20-21. さて、ノアは農夫となり、ぶどうを栽培して、ぶどう酒をつくるようになりました。 ある日、彼はぐでんぐでんに酔っ払い、裸のままテントの中で寝込んでしまいました。
22. ところが、それをカナンの父ハムが見たのです。 彼はあわてて外に飛び出し、二人の兄に、父親が裸で寝ていると話しました。
23. 話を聞いたセムとヤペテは父の服を取りに行きました。 その服を自分たちの肩にかけ、二人並んでうしろ向きのままそろそろテントに入りました。 そして、父親の裸を見ないように注意しながら、服をずり落とし、体にかけたのです。