1-2. さて地上では、人々がどんどん増えてきました。 その頃のことです。 霊の世界に住む者たちが、地上に住む美しい女を見そめ、それぞれ気に入った女を妻にしてしまったのです。
3. その有様を見て、神様が言いました。 「わたしの霊が人間のために汚されるのを放っておけない。 人間はすっかり悪に染まっている。 反省して、正しい道に戻れるように百二十年の猶予を与えよう。」
12-13. どうにも手のつけられない状態です。 人類全体が罪にまみれ、どんどん堕落していくのを見て、神様はノアに言いました。 「わたしは人類を滅ぼすことにした。 人間のおかげで世界中が犯罪で満ちあふれてしまった。 だから、一人残らず滅ぼそうと思う。
19-20. 動物を一つがいずつ連れて入ることも忘れるな。 洪水から守ってやるのだ。 いいか、あらゆる種類の鳥と動物と爬虫類を、一つがいずつだぞ。