創世記 35:6-17 リビングバイブル (JLB)

6. ついにカナンのルズ〔別名ベテル〕に着きました。 

7. ヤコブはそこに祭壇を築き、「ベテルでお会いした神様の祭壇」と名づけました。 エサウのもとから逃げるとき神様と会ったのが、このベテルだったからです。

8.  まもなく、リベカの年老いた乳母デボラが死に、ベテルのふもとの谷にあった樫の木の下に葬られました。 その木はのちに、「嘆きの樫の木」と呼ばれるようになりました。

9.  こうして、はるばるパダン・アラムからベテルまで戻ったヤコブに、神様は再び現われ、祝福なさいました。 

10. 「おまえの名はこれからヤコブ〔「つかむ者」の意〕ではなく、イスラエル〔「神に勝つ者」の意〕とするがいい。 

11. わたしは全能の神だ。」 また、こうも約束なさいました。 「おまえに子供をたくさん与え、子孫をふやそう。 彼らは大きな国となり、たくさんの国が分かれ出る。 おまえの子孫から何人もの王が出る。 

12. わたしがアブラハムとイサクに与えた土地はみな、おまえとおまえの子孫のものだ。」

15. このことがあってから、ヤコブはそこをベテル〔「神様の家」の意〕と呼ぶようになりました。

16.  やがてベテルを出発したヤコブの一族は、エフラテ〔ベツレヘム〕へと旅を続けました。 ところが、目的地まではまだかなりあるというのに、ラケルが産気づいたのです。 

17. たいへんな難産でした。 気をもみながら待つうち、ようやく助産婦の叫び声が聞こえました。

創世記 35