創世記 33:12-17 リビングバイブル (JLB)

12.  「さあ、そろそろ出かけよう。 道案内はおれたちが引き受けるぞ。」

13.  「ありがとう、兄さん。 でもせっかくですが、ご覧のとおり、小さな子供や生まれたばかりの家畜もいることですからね……、あまり急がせたら、群れは死んでしまうでしょう。 

14. そんなわけですから、兄さんは先に行ってくださいよ。 私たちはあとからゆっくり行きます。 セイルでまたお目にかかりましょう。」

15.  「ま、いいだろう。 それじゃあ、手伝いに何人か残していくから、道案内にでも使ってくれ。」「それには及びませんよ。 私たちだけでもなんとかなります。ここはひとつ、私の言うとおりにしてください。」

16.  エサウはその日、セイルに向けて出発しました。 

17. 一方ヤコブの一家はスコテまで行くとテントを張り、家畜の群れには囲いを作りました。 そこがスコテ〔「小屋」の意〕と呼ばれるのはそのためです。

創世記 33