創世記 2:6-23 リビングバイブル (JLB)

6. しかし、地のあちこちから泉がわき出て、全地を潤していました。

7.  やがて神様が人間を造る時がきました。 まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。 そこで人は、生きた人格をもつ者となりました。

8.  それから神様は、東の方のエデンに園をつくり、そこに人を住まわせました。 

9. 園には、あらゆる種類の美しい木が植えられています。 どれもこれも、おいしい実をつける木ばかりです。 園の中央には、「いのちの木」と、善悪を判断する力のつく「良心の木」とがありました。 

10. さて、エデンの地からは一つの川が流れ出て園を潤し、それはやがて四つの流れに分かれるのでした。 

13. 第二の川はギホンと呼ばれ、クシュの全域を流れる川です。 

14. 第三がティグリス川で、アシュルの町の東側を流れていました。 そして第四がユーフラテス川です。

15.  神様は、人をエデンの園の番人にし、その管理を任せました。

18.  ところで、神様はこう考えました。 「どうも人が一人でいるのはよくない。 彼を助ける者がいなくては。」 

21. そこでアダムをぐっすり眠らせ、その体から肋骨を一本取り出すことにしました。 取ったあとをきちんとふさぐと、 

22. その骨で女を造り、彼のところへ連れて来ました。

23.  「ああ、これならぴったりです!」 アダムは思わず叫びました。 「まさに私の半身です。 そうだ、『男』から造ったのだから、『女』と呼ぶことにしますよ(一種の語呂合わせ。ヘブル語では男をイーシュ、女をイシャーと言う)。」 

創世記 2