創世記 17:6-24-27 リビングバイブル (JLB)

11. つまり、生殖器の包皮を切り取る。 これが、おまえたちがこの契約を受け入れたしるしとなる。 

12. 男の子はみな、生まれて八日目に割礼を受けなければならない。 おまえの家の子だけでなく、外国人の奴隷も、男はみな受ける。 この条件は永遠に変わらない。 おまえの子孫全員に適用すべきものだ。 

13. 例外は一人も認められない。 割礼は、おまえたちの体そのものが、永遠の契約にあずかっていることのしるしだからだ。 

14. これを拒否する者はだれでも、部族の一員とはみなされないことになる。 わたしの契約を無視した罰だ。」

15.  神様はさらに続けました。 「おまえの妻サライだが、これからは『サライ』ではなく、『サラ』〔「王女」の意〕にしなさい。 

16. わたしは彼女を祝福する。 彼女はおまえの息子を産むだろう。 すばらしい祝福を与えて、彼女を国々の母とする。 おまえの子孫からは大ぜいの王が出ることだろう。」

17.  これを聞いたアブラハムは、地にひれ伏して神様を礼拝しました。 しかし、とても信じられないことなので、心の中では笑っていました。 「この私が父親になるんだって? 百歳の老いぼれが? それにサラだってもう九十だ。 赤ん坊なんかできるはずがない。」

18.  アブラハムは神様に申し上げました。 「それはありがたいことです。 どうぞ、イシュマエルを祝福してくださいますように。」

19.  「いいや、わたしはそうは言っていない。 サラが、おまえの息子を産むのだ。 その子をイサク〔「笑い声」の意〕と名づけなさい。わたしは永遠の契約を、彼と彼の子孫との間に結ぶ。 

20. イシュマエルのことはわかった。 あの子も祝福しよう。 願いどおり彼の子孫をふやし、大きな国にする。 十二人の王子が彼の子孫から出る。

21. しかし、契約を結ぶのはイサクとだ。 来年の今ごろ、サラはイサクを産む。」

22.  こう言い終えると、神様は、アブラハムのもとを去りました。

23. その日アブラハムは、直ちに息子イシュマエルをはじめ男性全員を集めました。 彼の家で生まれた者も外部から買い入れた者もみんなです。 そして、神様から命じられたとおり、一人残らず生殖器の包皮を切り取る儀式を行ないました。 

創世記 17