25. ヤロブアムは、エフライムの山地にシェケムの町を再建し、そこを首都にしました。 のちに、ペヌエルも再建しました。
26. さて、ヤロブアムは考えました。 「うっかりしては、いられんぞ。 国民は、ダビデの子孫を王にしたい、と考えるかもしれないからな。
27. 神殿でいけにえをささげるためにエルサレムへ行けば、どうしても、レハブアム王に親しみを覚えるだろう。 そうなれば、私を殺し、レハブアムを王にせんとも限らん。」
28. そこで王は、家来の助言を入れて金の子牛を二つ作り、国民に通告しました。 「わざわざエルサレムへ、礼拝に出かけるのはたいへんだ。 これからは、この二つの像を、おまえたちをエジプトから助け出した神として、あがめるように。」