出エジプト記 12:5-12 リビングバイブル (JLB)

5. 用意するのは羊か山羊の一歳の雄で、傷のないものでなければならない。

6.  まず、この月の十四日の夕方に子羊を殺す。 

7. 次に、その血を家々の戸口の両わきの柱とかもいに塗る。 血は、その家で食べる子羊のものを使うこと。 

8. その夜は家族全員で、丸焼きにした子羊の肉を、イースト菌抜きのパン、苦味のある野草といっしょに食べなければならない。 

9. 肉は生で食べたり煮たりするのではなく、必ず焼くこと。 頭、足、心臓、肝臓もつけたまま丸焼きにするのだ。 

10. どの部分でも、翌日まで残しておいてはならない。 夜のうちに食べきれなかったら、残りは焼いてしまえ。

11.  長い旅に備えて旅仕度のまま食べるように。 靴をはき、杖を持ったまま急いで食べる。 以後これを『主の過越の祭り』と呼ぶのだ。 

12. 今夜わたしがエジプトを通り過ぎ、国中の家々の長男と家畜の初子とを殺し、エジプトの神々にさばきを下すからだ。 わたしは主である。 

出エジプト記 12