出エジプト記 12:39-48 リビングバイブル (JLB)

39. 食事には、持って来たイースト菌抜きのパン生地で、パンを焼きました。 あまりあわただしくて、パンがふくれるまで待っている暇がなかったからです。

40-41. ヤコブの息子たちとその子孫は、結局エジプトに四百三十年のあいだ滞在したことになります。 エジプトを出発したのは、四百三十年目のちょうど最後の日でした。 

42. この夜は、神様がイスラエル人をエジプトから連れ出すために、特に選ばれた夜です。 毎年その日が、神様の救いを記念する祭りの日となったのは、そういう事情があるのです。

43.  ところで、神様はモーセとアロンに命じました。 「過越の祭りについて次のように定める。 外国人は過越の子羊を食べてはならない。 

44. しかし買い取られた奴隷は、割礼(男子が生まれて八日目にその生殖器の包皮を切り取る儀式)を受けてさえいれば、食べてかまわない。 

45. 雇い人や、たまたま訪問中の外国人は、食べてはならない。 

46. 子羊を食べる者はみな、家に集まっていっしょに食べる。 決して家の外へ持ち出してはならない。 骨一本も折ってはならない。 

47. イスラエル人は全員、この記念行事を守らなければならないのだ。

48.  いっしょに住む外国人で、過越の祭りを共に祝いたいと願う者は、男ならみな割礼を受けさせなさい。 そのうえでなら、いっしょに祭りをしてもよい。 その時は、イスラエルに生まれた者と同じに扱いなさい。 だが割礼を受けていない者は、決して子羊を食べてはならない。 

出エジプト記 12