使徒行伝 1:21-22-26 リビングバイブル (JLB)

3. 十字架刑のあと、四十日にわたって、イエスは何度も使徒たちに姿を現わされました。 自分が、まぎれもなくイエスであることを、さまざまな方法で証明なさったのです。 またそのつど、神の国のこともお話しになりました。イエスの昇天

4. そんなある時のことです。 イエスは使徒たちに、こうお命じになりました。 「エルサレムから離れてはいけないよ。 前にも言ったように、父が約束を果たしてくださるまで、待っていなさい。

5. バプテスマのヨハネは、水でバプテスマ(洗礼)を授けたが、もうじき、あなたがたは聖霊様によるバプテスマを受けるからだ。」

6. そこで、またイエスが姿を現わされた時、使徒たちはわくわくしながら、「主よ。 今こそ、イスラエルを解放し、独立国として再興なさるのですか」と尋ねました。

7. 「それがいつかは、父がお決めになる。 あなたがたが、とやかく言うことはできないのだよ。 

8. だが、聖霊様があなたがたに下る時、あなたがたは大きな力を受け、エルサレムからユダヤ全土、そしてサマリヤから地の果てまで、わたしの死と復活を伝える証人となるのだ。」

9. こうお答えになると、イエスは、あれよあれよと見守る使徒たちの目の前で、天にのぼり、たちまち雲の中に姿を消されました。 

21-22. だから今、ユダの代わりにほかの人を、イエスの復活の証人に選ばなければなりません。 選ばれる者の資格ですが……、何と言っても、初めから私たちと行動を共にしてきた人でなければいけません。 そう、イエス様がヨハネからバプテスマを受けて以来、別れを告げて天にのぼられるまでの間、ずっと私たちといっしょにいた人です。」

23. 一同は二名の候補者を立てました。 ユストというヨセフ〔別名バルサバ〕と、マッテヤです。

24-25. それから、ふさわしい人が選ばれるように、みな一心に祈りました。 「ああ、主よ。 あなた様はすべての人の心をご存じです。 どうぞ、裏切り者のユダの代わりに、二人のうち、どちらを使徒にお選びになるか、お示しください。 ユダは当然行くべき所に行ってしまいました。」

26. いよいよくじを引きます。 当たったのは……、マッテヤです。 こうして、ほかの十一人に、彼が使徒として加わることになりました。聖霊が下る

使徒行伝 1