伝道の書 5:13-14-17 リビングバイブル (JLB)

4. 神様に、何かをしますと誓いを立てた時は、さっそく実行しなさい。 神様は、ばかな人間をお喜びにならないからです。 神様との約束は、どんなことがあっても果たしなさい。 

5. 何かをしますと言いながらしないより、初めから口にしないほうがずっと良いのです。 

8.  貧乏人が金持ちにいじめられ、国中で正義が踏みにじられているのを見ても、別に驚くことはありません。 どの役人にも上役がいて、その上にさらに高官がいるからです。 こうして糸をたぐっていくと、官僚政治の壁にぶつかります。 

9. ところが、全体の上に王が立てられています。 もしその王が、国のために何もかもささげ尽くした王なら、どんなにすばらしいことでしょう。 そうした人物だけが、国を混乱から救えます。

13-14. 私はまた、ここかしこに深刻な問題があるのに気づきました。せっかくの貯金が危険な投資に使われ、子供に残す財産もなくなってしまうという現実です。 

15. 投機に手を出す者は、すぐさま、無一文の振り出しに戻ります。 

16. これは先に指摘したように、とても深刻な問題です。 どんなに働いても、ざるで水をくむようなものであり、風をつかむようなものです。 せっかく手に入れたものが、全部なくなってしまいます。 

17. その上、残る生涯を、陰気に、失意と挫折感に打ち沈み、世間を恨んで過ごすことになります。

伝道の書 5