1. こう書くと、あなたは「なんてひどい連中だろう」と言うかもしれません。 しかし、ちょっと待ってください。 あなただって、悪いことにかけては五十歩百歩ではありませんか。 「そんな悪い連中が罰を受けるのは当然だ」ときめつける時、ほかでもない自分自身にそう言っているのです。 あなただって、同じことをしているのですから。
2. そういうことをする人には一人残らず、神様は、正義をもって罰をお下しになることを、私たちは知っています。
3. それなのに、あなたは、「ほかの人の場合はいざしらず、私の場合は別だ。神様は見逃してくださる」と、たかをくくっているのですか。
12-15. 神様はどんな罪も罰します。 外国人が罪を犯した場合、たとい彼らが、文字に書かれた神様のおきてを知らなくてもです。 彼らは心の奥底では、正しいことと悪いこととを区別できるからです。 心の中には、神様のおきてが書かれてあるのです。 つまり、彼らの良心が、彼らを責めたり、また時には弁護したりするわけです。 ユダヤ人が罪を犯した場合、神様は彼らを罰します。 神様のおきてが与えられているのに、従わないからです。 彼らは何が正しいかを知りながら、実行しません。 結局のところ、なすべきことを知りながら実行しない人は、救われないのです。