2. ある日、ルツはナオミに申し出ました。 「ねえ、お義母さん、どなたか親切な方の畑で、刈る人たちのあとについて落ち穂を拾わせてもらおうと思うのよ……。」「すまないね、そうしてくれるかい。」
3. そこでルツは出かけて行き、落ち穂を集めたのですが、なんと、その畑はボアズの畑だったのです。
6. 「あれは、ナオミといっしょにモアブからまいった娘でございます。
7. 落ち穂を拾わせてくれって、今朝から来ましてね。 とにかく、ああやってずっと、木陰で休みもせず、立ち働いてるんでさあ。」
12. どうかイスラエルの神様が、その翼の下に避け所を求めてやって来たあんたを祝福してくださるように。」
13. 「ほんとうに、もったいのうございます。 使用人でもございませんのに、こんなにも親切にしていただいて……。」