ルカによる福音書 8:8-13 リビングバイブル (JLB)

8. しかし、中には良い土壌に落ちた種もありました。 それはぐんぐん育ち、まいた種の百倍もの実を結びました。」イエスは話しながら、「聞く耳のある人はよく聞きなさい」と、みんなの注意をうながされました。

9.  「このたとえはどういう意味なんですか。」弟子たちに質問されて、 

10. イエスはお答えになりました。「あなたがたには神の国を理解することが許されていますが、群衆はそうではありません。 だから、たとえで話すのです。 彼らは見たり聞いたりしても、少しも理解しようとしません。

11.  さて、このたとえの意味を説明しましょう。 種とは神の教えのことです。 

12. ある種が落ちた道ばたとは、神のことばを聞いても、受けいれない頑固な心を表わします。 やがて悪魔が来て、それを持ち去り、信じて救われるのをじゃまするのです。 

13. 次に、土の浅い石地とは、喜んで教えは聞くものの、ほんとうの意味で心に根を張れない状態のことです。 教えられたことはいちいちもっともだと納得し、しばらくの間は信じているのですが、迫害の嵐がやってくると、すぐにぐらついてしまうのです。 

ルカによる福音書 8