1. 衆議一決。 全議員がうちそろって、イエスを総督ピラトのもとに引っ立てて行きました。
2. そして、口々に訴えました。 「こやつは、ローマ政府に税金を納めるなとか、自分こそメシヤ(救い主)だの、王だのとぬかし、国民を惑わした不届き者でございます。」
3. ピラトはイエスに問いただしました。 「ほんとうに、おまえはユダヤ人のメシヤであり、王なのか。」「そのとおりです。」
4. ピラトは祭司長や群衆のほうを向き、「この男には罪はないではないか」と言いました。
17-18. しかし、人々はいっせいにわめき立てました。 「そいつを殺せっ! バラバを釈放しろっ!」
32-33. イエスだけでなく、ほかにも二人の犯罪者が、「がいこつ」と呼ばれる場所で処刑されるために、引き立てられました。 刑場に着くと、いよいよ十字架刑です。 イエスは真ん中に、二人はその両側に……。