ルカによる福音書 11:48-53-54 リビングバイブル (JLB)

5-6. 祈りについての教えはまだ続きました。 それが、このたとえ話です。「真夜中に、どうしてもパンを三つ借りなければならなくなって、友達の家に駆けつけたとします。 戸をどんどんたたき、大声を張り上げて、『迷惑をかけてすまないけど、突然のお客でねえ。 あいにく、家には一切れのパンもないんだよ。 お願いだから貸してくれないか』と頼みます。 

48. 人殺しとちっとも変わりません。 ずうずうしくも、先祖が殺した預言者の記念碑を建て、『ご先祖様は正しかった』と認めているのですから。 だから、あなたがただって、きっと同じことをしたでしょう。

49.  あなたがたのことを、神はこう言っておられます。 『わたしは、預言者や使徒たちを派遣します。 しかしあなたがたは、彼らを殺したり、迫害したりするのです。』

50-51. 今の時代に生きるあなたがたは、世界が造られてからずっと、すなわち、アベルが殺された時から、ザカリヤが神殿と祭壇との間で殺された時まで、神の預言者たちを殺し続けてきた責任を問われます。そうです。 確かにあなたがたには責任があるのです。

52.  法律の専門家たちよ、全くいまわしいものです。 人々の目から真理を隠しているのですから。 自分が真理を信じないばかりか、ほかの人たちが信じるチャンスさえ奪っているのです。」

53-54. これには、パリサイ人や法律の専門家たちも頭にきました。 この時からです。 彼らがむずかしい質問を矢のようにあびせて、何とかイエスをわなにかけ、逮捕する口実を得ようとし始めたのは。神を恐れなさい

ルカによる福音書 11