ヨブ記 3:8-26 リビングバイブル (JLB)

8. のろいの名人よ、その日をのろってくれ。 

9. その夜は、星も出るな。 どんなに光を待ちあぐねても夜は明けず、朝がくるな。 

10. こんな災難に会うため、わざわざ生まれて来たわしのために。

11.  ああ、なぜ、生まれてすぐ死ななかったのか。 

12. なぜ、産婆はわしを生かしておき、乳房をふくませて養い育てたのか。 

13. 生まれてすぐ死んでいたら、今ごろ安らかに眠っていただろうに。 

16. 呼吸もせず、陽の光を見ることもない、死産だったらよかったのだ。

17. 死んでしまえば、悪者も人に迷惑をかけず、疲れきった者も憩う。

18. 囚人でさえ、彼らをのろう残忍な看守から解放される。 

19. 死んでしまえば、金持ちも貧乏人もない。 奴隷でさえ、全く自由の身となる。

22. 思いどおり死ねたら、どんなにほっとするだろう。 

23. 神の与えるものが無益と失意の人生だけだとしたら、なぜ、人を生まれさせるのだろう。 

24. 出るのはため息ばかりで、食事ものどを通らない。 うめき声は水のように止めどなくあふれる。 

25. 恐れていたことが、とうとう起こったのだ。 

26. ぬくぬくと遊び暮らしていたわけでもないのに、災いが容赦なく降りかかったのだ。」

ヨブ記 3