ヨブ記 3:1-9 リビングバイブル (JLB)

1.  ついにヨブが口を開き、自分の生まれた日をのろいました。

2-3. 「ああ、わしはなぜ生まれたのか! こんなことなら、いっそ生まれないほうがよかった! 

4. 誕生日なんか、なくなってしまえっ! 神にさえ見捨てられ、永遠の暗やみに包まれてしまえっ! 

5-6. そうだ、暗やみがその日を引き取り、黒雲がおおい隠せ。 その日がカレンダーから消され、ほかの月日とともに指折り数えられないようになれ。 

7. その夜を吹きさらしにし、喜びを追い出せ。 

8. のろいの名人よ、その日をのろってくれ。 

9. その夜は、星も出るな。 どんなに光を待ちあぐねても夜は明けず、朝がくるな。 

14-15. 飛ぶ鳥を落とす勢いの総理大臣や王たち、また城の中に財宝を積み上げた羽振りのいい領主たちと、いっしょになっていただろうに。 

20-21. なぜ、悲惨な境遇に泣く者に、光といのちが与えられるのか。彼らは死にたくても死ねない。 人が食べ物や金のことで目の色を変えるように、ひたすら死にたがる。 

ヨブ記 3