2-3. 「わしの言い分をよく聞け。 とにかく、しゃべらせてくれ。 そのあとで、好きなだけあざけるがいいさ。
19. 『だが神様は、少なくとも彼らの子供を罰する』と言うのか。 しかし、わしは納得できない。 罪を犯した当人を罰すべきで、子供は問題外だ! 当人が身をもって、刑罰の痛みを思い知るべきではないか。
20. 自分が悪くて滅びを招いたのだから、全能者の怒りを、はらわたにしみるまで飲むべきだ。
21. 死ねば、二度と団らんを楽しむこともできない。
22. とはいえ、だれが、裁判長である神様に異議を申し立てることができようか。
23-24. 神様は健康な者、富んでいる者、太っている者、栄えている者を滅ぼす。
25. 一方では、生まれて一度もいい目を見たことのない貧乏人をも滅ぼす。