1. わしの病気は重く、死の一歩手前だ。 墓は口を開いてわしを迎える。
2. あざける者がわしを取り巻く。 右を見ても左を見ても、彼らの姿が目につく。
3-4. わしの潔白を証明してくれる者は、どこにもいないのか。 ああ神様、だれも私を理解しないように仕向けたのは、あなたです。 だから、お願いします。 彼らが勝ち誇らないようにしてください。
5. わいろをもらって友人を告発するような者の子供たちは、盲になります。
6. 神様はわしを物笑いの種にした。 連中はわしの顔につばを吐く。
7. あまりの情けなさに、目は涙にかすむ。 今のわしは昔の影にすぎない。
8. 公平な見方をする人がいたら、わしを見て目を丸くするだろう。しかし最後には、潔白な人は不信心な者を抜いて先頭に立つ。
13-14. 死ねば、暗やみの中に入り、墓をわが父と、うじをわが母、わが姉妹と呼ぶ。