1. ウツの国にヨブという人が住んでいました。 この人は人格者で、神様を敬い、悪から遠ざかっていました。
10. あなたはいつも、彼とその家庭、持ち物を守っているじゃないですか。 それに、彼のすることは何でも栄えるように目をかけている。 これじゃあ、金がうなるほどあっても不思議はない。 あなたを拝むふりをして当然ですよ。
11. 試しに、やっこさんの財産を取り上げてみるんですな。 きっとあなたをのろいますぜ。」
12-13. 「彼の財産のことは、おまえの好きなようにしてよい。 ただし、彼の体に触れてはならんぞ。」こうして、サタンは出て行きました。 それからしばらくして、ヨブの息子、娘たちが長兄の家で祝宴を張っている時、悲劇の幕が切って落とされました。