3. イエスの弟たちは、祭りのためにユダヤへ行くよう、しきりに勧めました。「もっと大ぜいの人が奇蹟を見てくれるような所へ行ったらどうだい。
4. こんな所でくすぶってても有名にはなれないよ。 兄さんがそんなに偉いんだったら、世間の人に証明してみせなくっちゃ」と、半ばあざけるように言いました。
5. 弟たちでさえ、イエスを信じていなかったのです。
6. 「今はまだ、その時ではありません。 しかし、あなたがたはいつ行ってもいいし、いつ行こうが、別にかまいません。
7. 世間の人に憎まれるはずもありませんから。 だが、わたしは憎まれています。 彼らの痛いところを突くからです。
8. いいから、あなたがただけで行きなさい。 わたしは、行く時が来たら行きますから。」
9. こう言って、イエスはガリラヤに残っておられました。
41-42. 「この方こそキリスト様だ!」と言いきる者もいました。 しかし、「いや、そんなはずはない。 まさかガリラヤみたいな所からキリスト様は出ないだろうよ。キリスト様は、れっきとしたダビデ王の血筋で、ダビデ王の生地ベツレヘムの村に生まれると、聖書(旧約)に、はっきり書いてあるんだからな」と主張する者まで現われました。