ヨナ書 1:6-13 リビングバイブル (JLB)

6.  あきれた船長は船底に降りて行って、どやしつけました。 「おい! どういうつもりだ、こんな時に眠りこけて。 さっさと起きて、おまえの神様に祈ったらどうだ。 そうすれば、お恵みで助かるかもしれんぞ!」

7.  乗組員はくじを引くことにしました。 神々を怒らせて、こんな恐ろしい嵐を引き起こした張本人はだれか、見つけようというのです。 くじはヨナに当たりました。

8.  「いったい何をしでかしたんだ。 こんなに恐ろしい嵐を起こすとは? えっ! おまえさん何者だい? 仕事は? どっから来た?どこの者だ。」

11. ああ、この嵐を静めるために、おまえさんをどうすりゃいいんだろう」と叫ぶように言いました。 海はいっそう荒れ狂ってきたからです。

12. 「どうか、私を海に投げ込んでください。 そうすれば、静まるでしょう。 この嵐も、私のせいなのですから。」

13.  それでも、なんとか陸に近づこうと必死にこぎましたが、どうにもなりません。 突風が荒れ狂い、まともに吹きつけるのです。 

ヨナ書 1