マルコによる福音書 8:22-29 リビングバイブル (JLB)

22.  一行がベツサイダに到着すると、人々が盲人の手を引いて来ました。 「どうか、さわって治してやってください」と頼むので、 

23. イエスはその盲人の手を取り、村の外へ連れ出されました。 そして彼の両眼につばきをつけ、手をあてて、「どうですか、何か見えますか」とお尋ねになりました。

24.  男はあたりをきょろきょろ見回しながら、「は、はい。 見えます。 見えます。 人が見えます。 ぼんやりしていますが……。 まるで、木が歩いてるみたいです」と答えました。

25.  イエスはもう一度、両眼におさわりになりました。 男はじっと見つめていました。 するとだんだん視力が回復し、何もかも、はっきり見えるようになりました。

26.  イエスは、男を家族のもとへお帰しになり、「村へは行かないように」と注意されました。イエスこそ救い主

27.  イエスの一行はガリラヤを去り、ピリポ・カイザリヤの村々へ行きました。 道々、イエスは弟子たちに、「人々は、わたしのことをだれだと言っていますか」とお尋ねになりました。

28.  「バプテスマのヨハネだと言う者もいれば、エリヤだと言う者もいます。 また昔の預言者が生き返ったと言う者もいます」と、弟子たちは答えました。

29.  するとイエスは、「では、あなたがたは、だれだと思っているのですか」とお尋ねになりました。 即座に、ペテロが、「あなた様こそキリスト(救い主)です」と答えました。 

マルコによる福音書 8