1. イエスはカペナウムをあとにし、ユダヤ地方とヨルダン東岸へ行かれました。 またもや群衆が集まったので、イエスは彼らに教えておられました。
2. そこへ何人かのパリサイ人たちが来て、イエスに、「あなたは、離婚をお認めになりますか」と尋ねました。 もちろん、これはわなでした。
3. 「モーセは、離婚について何と言いましたか。」反対に、イエスがお尋ねになりました。
4. 「離婚してもさしつかえないと言いました。 ただその時は、男が女に離縁状を書く決まりですが。」
5. 「なぜモーセはそう言ったのか、考えてみなさい。 あなたがたの心が邪悪で強情だったから、しかたなく認めたのです。
6-7. 離婚は神の意志に反します。 神は、そもそもの初めから、人を男と女とに造られたのです。 ですから、人は両親から離れて、
8. 妻と一体となるのです。 もはや二人ではなく、一人なのです。
29-30. これを聞いて、イエスは言われました。 「はっきり言っておきます。 わたしを愛するゆえに、また神のすばらしい知らせを人々に告げ知らせるために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、財産をすべて投げ捨てた者は、必ずその百倍の報いを受けます。 この地上では迫害されますが、それでも家、兄弟、姉妹、母、子、土地はちゃんと戻ってきます。 そればかりか、次の世では永遠のいのちを受けるのです。