7. ところが、パリサイ人(特におきてを守ることに熱心なユダヤ教の一派)やサドカイ人(神殿を牛耳っていた祭司階級。 ユダヤ教の主流派)が大ぜい、バプテスマを受けに来たのを見て、ヨハネは彼らをきびしくしかりつけました。 「まむしの子らめっ! だれがおまえらに、もうすぐ来る神のさばきから逃れられると言ったのか。
8. バプテスマを受ける前に、悔い改めにふさわしい行ないをせよ。
9. 『自分はユダヤ人だから、アブラハムの子孫だから大丈夫』などとは思ってもみるな。 そんなことは何の役にも立たない。 神様はこんな石ころからでも、今すぐアブラハムの子孫をお造りになれるのだ。
10. 今の今でも、神様はさばきの斧をふり上げ、実のならない木を切り倒そうと待ちかまえておられる。 そんな木はすぐにも切り倒され、燃やされるのだ。
11. 私は今、罪を悔い改める者たちに水でバプテスマを授けている。しかし、まもなく、私など比べものにもならない、はるかに偉大な方がおいでになる。 その方のしもべとなる値打さえ、私にはない。 その方は、聖霊と火でバプテスマをお授けになる。