マタイによる福音書 14:18-26 リビングバイブル (JLB)

18.  ところがイエスは、「そのパンと魚とを持って来なさい」と言われました。

19.  それから、群衆を草の上に座らせると、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神の祝福を祈り求め、パンをちぎって、弟子たちに配らせました。 

20. こうして、みんなが食べ、満腹したのです。 あとで、パンくずを拾い集めると、なんと十二のかごに、いっぱいになったではありませんか。 

21. そこには、女や子供を除いて、男だけでも五千人ぐらいの人がいたというのに。 

22. このあとすぐ、イエスは弟子たちを舟に乗り込ませて、向こう岸に向かわせ、また、群衆にも解散するよう説得なさいました。

23.  みんなをお帰しになったあと、ただお一人になったイエスは、祈るために丘に登って行かれました。 

24. 一方、湖上では、夕やみが迫り、弟子たちは強い向かい風と大波に悩まされていました。

25.  朝の四時ごろ、イエスが水の上を歩いて、弟子たちのところに行かれると、 

26. 弟子たちは、悲鳴をあげました。 てっきり幽霊だと思ったからです。

マタイによる福音書 14