ホセア書 1:2-10 リビングバイブル (JLB)

2. 最初のお告げはこうです。 「遊女と結婚せよ。 その女から生まれる子供のうちには、ほかの男が父親である場合もある。 そのことは、わたしの国民のわたしに対する不誠実を表わしている。 彼らは他の神々を礼拝し、わたしを無視して、おおっぴらに姦淫している。」

3. こうしてホセアは、ディブライムの娘ゴメルと結婚しました。彼女はみごもり、男の子を産みました。

6. やがてゴメルは、もう一人の子を産みました。 今度は女の子です。 またホセアに、お告げがありました。 「ロ・ルハマ〔『もうあわれみをかけない』の意〕と名づけよ。 わたしは二度とイスラエルにあわれみをかけず、イスラエルを赦そうとは思わないからだ。 

7. だが、ユダ部族にはあわれみをかける。 ユダ王国の軍隊や武器の力を借りることなく、わたし自身の力で、ユダを敵の手から救い出して自由にする。」

8. ロ・ルハマが乳離れすると、ゴメルはまたもみごもり、今度は男の子を産みました。 

9. 例によってお告げがありました。 「ロ・アミ〔『わたしのものではない』の意〕と名づけよ。 イスラエルはわたしのものではなく、わたしも彼らの神ではないからだ。

10. それでも、イスラエルが栄え、大きな国民となる時がくる。 その日には、海岸の砂のように数えきれないほどの人口となる。 その時は、彼らに、『おまえたちはわたしの国民ではない』と言わずに、『おまえたちはわたしの息子、生ける神の子供だ』と言おう。 

ホセア書 1