ヘブル人への手紙 9:19-23 リビングバイブル (JLB)

19. すなわち、モーセは、民に神様のおきてをことごとく語り聞かせてから、水と共に子牛とやぎの血を取り、ヒソプの枝と紅色の羊毛とにつけて、おきての書と民全体にふりかけました。 

20. そして、厳かに宣言しました。 「この血は、今や神様とみんなとの契約が、効力を発したしるしだ。 この契約は、神様が私に命じて、みんなとの間に立てられたものだ。」  

21. またモーセは、神聖な幕屋にも、礼拝用のすべての器具にも、同じように血をふりかけました。 

22. 古い契約のもとで、すべてのものは、血をふりかけることによってきよめられた、と言えます。 血を流すことなしに、罪の赦しはありえないからです。

23. それで、天上のものにかたどって造られた地上の神聖な幕屋とその中のすべてのものは、このようにモーセによって、すなわち、動物の血をふりかけることによって、きよめられる必要がありました。しかし、その原型である天の本物の幕屋は、はるかにすぐれたいけにえによって、きよめられたのです。

ヘブル人への手紙 9