ヘブル人への手紙 5:1-3-4 リビングバイブル (JLB)

1-3. ユダヤの大祭司は、人々の代表として、いろいろな供え物をささげ、神様に仕えます。 しかし、大祭司といえども同じ人間なので、人々のためだけでなく、自分の罪が取り除かれるためにも、いけにえの動物の血をささげます。 また、彼も人間なので、愚かで無知な人人を、やさしくいたわることができます。 彼自身も同じ試練にさらされているので、他の人々の問題をわが事のように理解し、同情できるのです。

4. もう一つ大祭司について言えるのは、自分の意志では大祭司になれないということです。 アロンが選ばれた時のように、大祭司となる者は、神様から直接、その務めに任命される必要があります。

12-13. あなたがたは、もう長い間、クリスチャンとして生きてきました。 もうほかの人を教えても当然なのに、もう一度、神様のことばのイロハから手ほどきしてもらわなければならないほど、だめになっています。 まるで、固形物を食べるまでには成長していないので、いつもミルクばかり飲んでいる赤ん坊みたいです。 クリスチャン生活のごく初歩のところを行きつ戻りつして、善悪の区別さえ、おぼつかない状態なのです。 要するに、まだ赤ん坊のクリスチャンです。 

ヘブル人への手紙 5