2. 総督と大祭司、およびこの地に残っているすべての者に、こう尋ねよ。
3. 「おまえたちの中に、前にあった神殿を覚えている者がいるか。 それは栄光に輝く神殿であった。 それに比べると、今は、まるで無に等しいではないか。
4. だが、勇気を出せ、ゼルバベルよ、ヨシュアよ、全国民よ。 元気を出して働け。 天の軍勢の主がこうお語りになる。 『わたしはおまえたちと共にいる。
5. エジプトを脱出した時、わたしの霊がおまえたちにとどまる、と約束したとおりだ。だから、恐れるな。』
6. 天の軍勢の主はこうお語りになるのだ。 『しばらくして、わたしは天と地を、また海と陸を揺り動かす。
7. すべての国をも揺り動かす。 すべての国の待ち望む方〔メシヤ〕が、この神殿に来て、ここをわたしの栄光で満たす。
18-19. 「だが今は、このことを心に留めよ。 きょう十二月八日、すなわち、神殿の土台が据えられた日から、わたしはおまえたちを祝福しよう。 よいか。 おまえたちが神殿の再建に取りかかる前に、また穀物を刈り入れる前に、ぶどう、いちじく、ざくろ、オリーブが実を結ぶ前に、このことをはっきり約束しておく。 この日から、おまえたちを祝福する。」
20. 同じ日に、別のお告げがハガイに示されました。
21. ユダの総督ゼルバベルに告げよ。 「わたしは天と地を揺り動かそうとしている。
22. また、もろもろの王座をくつがえし、もろもろの王国の力を滅ぼそうとしている。 その兵力は砕かれ、彼らは同士討ちで自滅する。
23. そのことが起こったら、わたしのしもべゼルバベルよ、おまえを登用しよう。 おまえは、わたしの指にはめた印章つきの指輪のようになる。 わたしが特別に選んで、誉れを授けたからだ。」 このように、天の軍勢の主がお語りになるのだ。